五稜郭へ夢紀行
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五稜郭の見所

五稜郭公園は函館市民の憩いの場であり、気持ちを休め、景色を楽しみ、散歩や運動にいそしむ場所となっています。いくつもの学校が遠足で訪れ、元気よく楽しい一日を過ごす姿も見られます。春には満開の桜の下で花見が盛り上がり、夏には市民が参加して函館野外劇を上演し、市民だけでなく、観光で五稜郭を訪れる人たちを、函館の歴史にいざなうひと時を提供しています。

花見の名所

五稜郭公園内桜

五稜郭公園は函館公園と並ぶ桜の名所です。4月から5月にかけての時期、ちょうどゴールデンウィークの前後が見ごろで、暖かな陽気に誘われ、多くの人達が繰り出します。公園の周辺は駐車場も少なく、花見の時期には交通が渋滞するため、路上駐車は厳しく取締りが行われます。公共交通機関を利用するか、車を有料駐車場に入れてください。

さくら

函館五稜郭公園の桜

公園内にはソメイヨシノやヤエザクラなど約1600本のさくらがあり、暖かな日差しの下での花見や、イルミネーションの下で夜桜を楽しむ光景が見られます。多くの家族連れや職場の仲間たちが集まり、敷物を敷き、ジンギスカンやビールで盛り上がります。この時期土手に上がると、遠くまでさくらが満開に咲き誇る様子を楽しめます。遠く函館山を望み、目の前には満開のさくら、五稜郭タワーとすばらしい景色です。

イルミネーション

花見の時期になると、夜の五稜郭公園には明かりが灯されます。公園をめぐる堀や夜桜はイルミネーションに照らされ、そのそばで花見客がにぎわい、日が暮れていきます。イルミネーションは市民の手によって灯され、五稜郭の星形を縁取ります。

藤のトンネル

公園に入ると、そこには藤棚のトンネルがあります。春から初夏にかけて公園に入ると、白や淡い紫色の藤が目の前に垂れ下がり、訪れる人の目を楽しませてくれます。近くで見るだけでなく、土手に上がり、上から眺めることもできます。

冬の五稜郭公園内

五稜郭公園を舞台としたイベントは、春には花見・五稜郭祭に始まり、夏には函館野外劇が上演されますが、少し寂しい冬を彩るのが五稜星の夢(ほしのゆめ)です。

五稜星の夢(ほしのゆめ)

このイベントは、1989年から始まったもので、五稜郭公園の堀の周り1.8kmをイルミネーションで飾り、星の形を浮かび上がらせる演出で、12月から2月末までの寒い冬の期間を通して続けられています。寒さ厳しい冬、堀の外から眺めても良いですが、タワーの展望台からは公園全体の星形がくっきりと浮かび上がり、絶景です。

堀の中の生物

堀にはさまざまな生き物が見られます。公園入り口から橋を渡り、門に向かう間に、橋の上から眺めてみると、堀には蓮の葉が密生し、鯉や亀などが泳いでいることに気付きます。橋の上から鯉にパンなどを投げ与えると、口を開けたくさん群れ集まります。そうしていると人に慣れたハトも集まってきて、手の平に乗せたパンくずを食べることもします。

五稜郭の星形は、これを取巻く堀によって形作られ、しっかりした石垣積みの土塁によって安定し、長く保存されてきました。堀の幅は最大約30mで、深さは約4~5m、外周は約1.8kmなので、公園内に入らないで、堀に沿って周ることもできます。橋のそばに貸しボート屋があり、それを借りて堀をめぐることも楽しいでしょう。

広場

箱館奉行所

橋を渡って進むと広場に出ます。この広場の中心には、2010年7月【箱館奉行所】が完成し公開されましたが、ここではそれ以外の見所について簡単に述べます。

武田斐三郎顕彰碑

武田斐三郎顕彰碑

藤のトンネルを抜け左に進んだ広場の入口に、武田斐三郎(たけだあやさぶろう)の顕彰碑があります。彼が五稜郭を設計し工事を監督した人物です。彼は、西洋の学問を身につけた江戸時代の蘭学者で、箱館奉行所諸術調所(しょじゅつしらべしょ)の教授役という幕府の役人を務めました。五稜郭を訪れる人達が顕彰碑の前に立ち、武田斐三郎のレリーフに触れて帰るため、その顔はいつも光り輝いています。

兵糧庫(ひょうろうこ)

兵糧庫(ひょうろうこ)

五稜郭を築いた当時の建物の中で、戦災や解体をまぬがれて残ったのは、兵糧庫のみでした。兵糧庫は箱館戦争の展示資料館として利用された時期もありましたが、文献資料や発掘調査に基づき、2001~2002年に修理復元されました。この兵糧庫の前に屋外展示されている二門の大砲は、箱館戦争当時使われた本物です。